スペイン語試験DELE対策おすすめ問題集【おすすめ教材】

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みなさんこんにちは、Mijitaです。
11月のDELEまで2ヶ月を切りました。B2とC1の口頭試験に関しては残り1ヶ月半。
なので今回はDELE対策についての記事を書きたいと思います。

今回は、おすすめの参考書について、メリットとデメリットを書きます。

私は今から紹介する3冊を持っています。

それでは早速始めましょう!

目次

Preparación al DELE

まず一冊目はこちらです。一番王道の対策本ではないでしょうか。

私がDELE試験の対策をしていた時に最も使っていた問題集です。

メリット

  • 実際にDELEの試験で多頻の単語がカテゴリーに分けられた、単語帳のようなページがある(下の画像参照)
    A2の場合はこのページが6つカテゴリー分(6ページ分)あります。
    カテゴリーに分けられていると単語が関連づけて覚えられ、且つここに載っている単語は本当にDELEの試験でよく出てくるものが多いため、この単語のページだけでも勉強する価値があると思います。
これはA2の単語のページです。
  • リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つパートが、それぞれカテゴリーに分けられている。
    例えばA2の場合、一章目が「人々と生活について」、二章目が「買い物や外食について」・・・など。
    もし試験までに六章分全て解く時間がなかったとしても、自分に馴染みのあまりない難しいと感じるテーマを選んで勉強することができるので効率的です。
    実際に解いてみると、自分の得意なテーマだと点数が取りやすいけど、苦手なテーマだと点数が思うように取れない、ということもよくあります。
  • 別冊の答え(上のモノクロの方の冊子)にリスニングの全ての音声テキストと、リーディングおよびリスニングの詳しい解説が載っている。
    別売りにはなりますが、割りと詳細の解説が書かれているため、独学でも勉強しやすいです。また、リスニングの音声が全て書き出されているので、復習もしやすいです。
  • 6〜7回分の模擬試験を勉強することができる。
    DELEの試験は、たくさん対策すればするほど良いと思うので、この本にはたくさんの問題が用意されているのがとても良い点だと思います。
    A2には6つ分、B2には7つ分。
  • 全ページカラー。
    どうでも良いことに聞こえるかもしれませんが、スピーキングのパートがカラーで描かれているのはとてもありがたい。なぜなら、色などの詳しい描写の説明をする練習もできるからです。本番の試験でカラーの写真を見て言えない表現などがあると焦ると思うので。。

メリットはこんな感じです。次にデメリットも見ていきましょう。

デメリット

  • 問題集と解答が別売りである。
    上のリンクは問題集と解答がパックになって売られていますが、基本的には別売りのことが多いので、購入の際は注意してください。
  • リスニングにほぼポーズ時間がないため、実際の試験でどのくらい予め設問文を読む時間があるか分からない。
    問題集についてくるCDですが、実際の試験のように「この問題ではスピーチを聞いて・・・」などの説明が省かれているため、オーディオを聞く前に予めどのくらい設問文を読む時間があるのがわからず、試験と全く同じ環境で練習をするのが難しいです。

では次に2冊目の紹介です。

El cronómetro

こちらも有名なDELE対策の問題集です。

メリット

  • 各パートで注意すべき点、解き方が丁寧に説明されている。
    この問題集は、DELEをどのように解けば良いか、どういう形式の問題が出るのか知らない人に最適です。各パートごとに何に注意して解くべきかスペイン語で説明書きがしてあります。
  • リスニングが試験本番同様に練習できる。
    この問題集で一番おすすめできるポイントです。
    実際のDELEの試験同様ポーズの時間や、設問文を読む時間が考慮され音声が収録されているため、リスニング対策にはかなり有効的だと思います。
  • 面接試験の詳細解説と会話例を参考にしっかり面接対策ができる。(レベルによる)
    B1などのレベルに掲載されています。面接試験の会話例がついていると、独学でもスピーキングの対策がしやすくて良いですね。

それでは次にデメリットです。

デメリット

  • 解説が掲載されていない。
    A、B、Cなどの解答は書いてあるのですが、本のどこを見ても、Webページにも解説が掲載されていません。そのため、問題を解いてもなぜ間違っているのかわからないので、独学だと復習がしにくいです。(Webページ上にリスニングのスクリプトは掲載されています)
  • 比較的問題数が少ない。
    4〜5回分のモデル試験が掲載されています。7〜8回分掲載されているPreparación al DELEに比べると少ないので、とにかく回数をこなしたいという方には物足りないかもしれません。しかし、あまり試験まで時間がない方などには4回でも充分かもしれません。

こんな感じでしょうか。では最後に3冊目です。

OBJETIVO

メリット

  • DELEの試験の各パートを攻略するためのアドバイスがかなり充実している。
    他の2冊に比べて、どのように解くべきか、注意する点などが詳しく説明されています。特に面接試験で気をつけるべき点を読むと「なるほど!」となるので、これを読むだけでもかなり価値があると思います。
  • 作文や面接で使える表現が掲載されている。
    DELEの試験では、レベルによって作文や面接で使うべき文法が異なってくるため、DELE試験で使える表現が掲載されていることでとても効率よく勉強できます。また、面接での回答例なども載っているため、独学でも実際の試験を想像しやすいです。
  • テーマごとに対策できる。
    Preparación al DELEと同様、テーマごとに模擬試験が掲載されているため、時間がない人でも苦手なテーマを中心的に対策することができます。

デメリット

  • 単語集がない。
    色々充実している問題集ですが、単語集は掲載されていません。なのでDELE多頻の単語を対策したかったら、本書のリーディングなどで出てくる単語をその都度調べて自分で単語帳を作るか、別の問題集で補足すると良いと思います。
  • 付属オーディオがCDである。
    最近は、音声をネット上でダウンロードしてスマホに入れリスニングの練習をする方が多いと思うので、オーディオがCDだと、わざわざCDをパソコンに取り入れてそれをスマホに移す、もしくはパソコンを通して聞く、というのが煩わしいかもしれません。

さて、これまでDELE対策の問題集を3冊ご紹介してきましたが、結局どれがいいのか?

結局どれがおすすめなの?

全種類買いました!

色 々メリット・デメリットを書いてきましたが、個人的に一番おすすめなのは、Preparación al DELEです。私はDELEのB2の対策のために、上記の3冊をすべて購入しましたが、基本的に使っていたのはこの本です。

単語がまとめられているのが本当に良い。掲載されている単語をすべて覚えるだけでもだいぶ点数が上がると思います、本当に。(過去の記事でどのように単語を覚えたか書いたので良かったら見てください。

そして、模擬テストがカテゴリ別でたくさん掲載されているのも、ひたすら問題を解きたい私にとってはとても魅力的でした。

ただ、リスニングに関しては、時間間隔がつかめないため、Cronómetroのオーディオを聞いて練習して、不安要素があるカテゴリ(個人的には医療関係のテーマなど)に関してはObjetivoで補足をするのが良いのかなと思いました。

私がDELEのB2を対策していた時は、ひとまずPreparación al DELEの問題をたくさん解き、掲載の単語を覚えました。

別の記事では、実際にどのように対策したのかを、各パートごとにシェアしたいと思います。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!
Hasta pronto★

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この記事を書いた人

日本語・英語・スペイン語のトリリンガル。
DELE C1、TOEIC850取得済み。
当ブログでは、ブログでは日本にいながらでもできるスペイン語力がUPする勉強方法やDELE対策の記事を書いています。 
日本人向けにスペイン語オンラインレッスンを行っています。(※現在一時休止中)
1歳の娘におうち英語実践中。仕事や旅行で30カ国&43都道府県✈︎語学留学は短期含め7カ国9都市

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