【スペイン語】DELE試験前に知っておきたい注意点【全レベル共通の対策】

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みなさんこんにちは、Mijitaです。


今日は、スペイン語試験DELEを受ける前に知っておきたいことをご紹介したいと思います。
全レベルに共通して言えることで、特にDELEを初めて受験する方にお伝えしたい内容です。

Mijita
Mijita

試験前に知っておきたかった…!泣

と私自身試験後に後悔したことのある内容もあるので、後悔する人が少なくなると嬉しいです…!

目次

レベル別に文法の試験範囲を確認する

レベルごとに出題される文法の範囲が異なります。

例えば、最近接続法を学び始めて、頭を悩ませている方も多いと思います。苦手を克服するために日々対策をしている方もいるかもしれませんが、もしこれからA2の試験を受けるのであれば、接続法は対策する必要がありません。

具体的には

A1:直説法現在
A2:直説法の現在進行形、現在完了、点過去、線過去、未来
B1:直説法現在、現在完了、点過去、線過去、未来、過去未来、接続法現在
B2〜:文法のすべての項目

と範囲が指定されているので、自分の受けるレベルの試験の出題範囲を確認して勉強すると良いと思います。

DELEの試験で必要な語彙を覚える

上記のように、文法の範囲はちゃんと決まっていますが、語彙も試験のレベルにより異なります。
スペイン語試験DELE対策おすすめ問題集【おすすめ教材】の記事でもご紹介しましたが、Preparación al DELEの問題集には、全てのレベルでカテゴリ別にDELE頻出の単語一覧表が含まれています。

実際私がB2の試験を受けた時、その一覧表で覚えた単語がたくさんリーディングの文章に出てきたので、覚えることをおすすめします。
作文パートや口頭試験でも、簡単な単語のみを使うのではなく、一覧表に載っている難易度の高い語彙を使うと、ポイントUPにつながります。

数年前に試験の形式が変わったレベルがある

【リーディング】スペイン語試験DELE A2読解パート対策【勉強方法】の記事にも書きましたが、2020年の試験から、A1とA2の試験形式が大幅に変更されています。

そのため、これから試験対策をする方は、2019年以降に出版された問題集を購入するようにしてください。(※セルバンテスのホームページに2019年の9月に上記の変更点について発表されています。)

メルカリなどのフリマサイトや、アマゾンなどでも中古で購入することはできますが、出版年を確認してから買わないと、せっかく安く買えても無駄になってしまうので、ご注意ください。

こちらは両方とも試験形式が変更された後に出版されたものです。

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試験当日の持ち物に注意

試験票にも記載はあると思いますが、リーディングとリスニングはマークシート形式なので鉛筆を使用しますが、作文パートに関してはボールペンを使用します。

試験票には特に記載はないですが、基本的には修正テープの使用はNGです。
作文パートでは下書き用の白紙が渡されるので、それに下書きしてから清書するか、もし提出用の紙に間違えて書いてしまった場合は、二重線を引き、訂正します。

私はそれを試験後に知り、絶望したことがあります(笑)
修正テープで訂正しまくってしまったのです。。。
ただ、減点はされたとは思いますが、赤点にはならなかったので、その点は安心してください。

会場では試験前に参考書を開いてはいけない場合がある

これは会場によると思いますが、私が2021年にB2、2022年にC1を受験した際は、試験前に教室内で参考書などを開くのが禁止されていました。
なので、試験直前に最後の詰め込みをしようとしている人は注意してください。
会場が大学ならラウンジや、ラウンジなどがない会場ならば、会場近くのカフェなどで最後の詰め込みの勉強をするようにしてください。

私はこれも知らずに、試験直前に復習しようと、色々自分でまとめたものを持参したのですが、結局見る機会がなく、持って行き損になったことがあります(涙)

筆記試験と口頭試験の受験日が異なる場合がある

リーディング、リスニング、ライティングはどのレベルも同じ日に同じ会場で受験しますが、口頭試験に関しては、少し時間があいてから行われます。(筆記試験が午前なら口頭試験は午後、など。)

且つ、筆記試験と同じ日に口頭試験が行われる場合と、別日(翌日のことが多い)に行われる場合があるので注意してください。これは受験者によって異なり、受験票に書いてあるので確認してください。

私のTwitterのフォロワーさんでも、筆記試験は全て合格点だったのに、口頭試験が別日と知らず、受験することができなかったことで不合格になってしまった方もいたので、本当に注意です。。(教えてくれた方、ありがとうございます!)

来月(2022年11月)のDELEの試験に関しては、A1〜B1の口頭試験は、筆記試験と同じ11月19日もしくは翌日の20日ですが、B2〜C2の東京会場のみ口頭試験は、筆記試験の 1週間前の11月13日に行われるそうなので、間違える方がいないことを信じております…!!!

お手洗いに荷物持ち込みが禁止の場合がある

これは実際に私がDELEを受験して驚いたことなのですが、会場によって、休憩時間にお手洗いに行く際に、バッグなどの荷物の持ち込みが禁止の場合があります。

私が受けた東京の会場では、それを知らずに女子トイレの長蛇の列に並び、ドアを開ける直前で、見張り?のスタッフの方にバッグを取り上げられてしまっている人がいました。

特に女性はお手洗いに持って行く必需品がある人も多いと思うので、バッグからすぐに取り出せるようにしておくと良いと思います。

そのバッグを取り上げられてしまった子は、ただ女子の必需品をお手洗いに持ち込もうとしていただけだと思うのですが、その意図が上手くスタッフにスペイン語で伝わらなかったようで、とてもかわいそうでした。。。

口頭試験(面接)前に言うフレーズを考える

口頭試験の対策に関しては、問題集に沿って行っていけば良いのですが、面接前に一言二言、試験官とスペイン語での会話があるので、不安の方は何を言うか、あらかじめ考えていくと、試験当日に頭が真っ白にならずに済むと思います。

まず、口頭試験が行われる部屋に入るためにドアをノックする際、日本語の「失礼します」にあたるフレーズはスペイン語だと“Con permiso“です。

面接官が“Adelante(どうぞ)”などと返事をし許可を得たら入ります。(普通にノックして入っても減点されることはないと思いますが、一応マナーとして。。)

そして席に着いたらTarea 1が始まる前に、簡単な質問を面接官からされます。
面接官やレベルによって異なる可能性もありますが、基本的には

  • 自己紹介(名前を答えればOK)
  • TúかUstedのどちらで呼ばれたいか
  • 会場までどこから来たのか(住んでいる場所)
  • どのくらいスペイン語を勉強しているか
  • なぜスペイン語を勉強しているのか

などだと思います。(これらは今までDELEの試験で面接官から私がされた質問です。)

この会話に関しては、上手く答えられなくても点数が左右すると言うことはないと思いますが、もし答えられなかったときに、緊張してTareaに集中できない、と言うことがあるかもしれないので、簡単な自己紹介はできるよう事前に用意しておくと良いと思います。

最後に

いかがでしたか?今日はDELEを受験する前に知っておきたい注意点をご紹介しました。
私自身、実際に受験してから知って「もっと早く知っておきたかった…!」と思った内容がほとんどなので、これから受ける方の参考になると嬉しいです。

それでは最後まで読んでくれてありがとうございました!
DELEを受験する皆様、頑張りましょう!!

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この記事を書いた人

日本語・英語・スペイン語のトリリンガル。
DELE C1、TOEIC850取得済み。
当ブログでは、ブログでは日本にいながらでもできるスペイン語力がUPする勉強方法やDELE対策の記事を書いています。 
日本人向けにスペイン語オンラインレッスンを行っています。(※現在一時休止中)
1歳の娘におうち英語実践中。仕事や旅行で30カ国&43都道府県✈︎語学留学は短期含め7カ国9都市

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