Hola, ¿cómo estás?
こちらの記事にも書いた通り、私は2021年の5月のDELEの試験対策のために、スパニッシモのDELEコーチングコースを契約しました。
今回はスパニッシモのDELE対策コースのレビュー記事を書きたいと思います。
スパニッシモのDELE対策コースとは?
スパニッシモはスペイン語のオンラインレッスンのプラットフォームです。
その中で、通常のレッスンとは異なり、DELE対策コースもあります。
サイトによると、
DELEコーチングコースの担当講師は、全員DELE/sieleの試験監督資格保持者が担当致します
【DELE試験対策コース】スパニッシモの短期集中DELE試験対策で合格にグっと近づく! | SPANISIMO BLOGから引用
とのことです。
【期間】基本的に12週間
【回数】各50分のレッスンを31回+入学技能試験+DELE模擬試験
【日時】平日22時〜深夜2時、平日及び土曜日朝5時〜朝10時
【授業料】59,800円(税抜き) + 別途教材費
上記の通りです。この「別途教材費」というのは、レッスンでCronometroという教材指定があるため、自分でAmazonなどで手配する必要があるということです。
具体的な授業内容
コースの流れ
申し込み後、まずは入学試験を受けます。
読解、聴解、作文、会話全てSkypeで行います。
入学試験に関しては全てのパートで2時間弱ほどで、内容も実際のDELEとは異なるもので、受講者がどのくらいのレベルなのか確認するためのものです。
作文もパソコンで打ち込むので、スペイン語をタイピングするのに慣れていないと作文で大変な思いをします。笑
この試験の結果は、初回のレッスンで知らされます。
31回コースのうち、最初の半分は4つのパートを満遍なく行います。
半分終わったら、どのくらい伸びているか、DELE模擬試験を行います。
この模擬試験の結果に基づき、後半15回くらいのレッスンは、先生と相談して、自分の苦手な分野を中心に対策していきます。
授業の概要
レッスンでは前述した通り、El cronometroを使います。
【読解】
50分間の各レッスンで、読解のTarea2つ分くらい行います。(生徒さんによって違うかもしれません)
予め予習をし、全文音読し、自分が選んだ答えと根拠を先生に伝えます。
間違っていたら先生に理由を教えてもらい、文法や読解方法を習っていきます。
【聴解】
読解同様、予め予習していく前提なのでレッスンではオーディオは聴かず、スクリプトを音読し、答えの根拠を先生と一緒に読み込んでいきます。
【作文】
レッスンまでに作文を完成させ先生にSkypeで送っておきます。
先生によって、レッスンまでに添削してくれる方やレッスン内で添削する方がいます。
レッスン内で文法のミスを教えてもらったり、使える表現を教えてもらいます。
【会話】
レッスンまでにTareaの事前準備をしておき、レッスンでは実際の面接同様に答える練習をします。
全部モノローグが終わった後に、間違っていた文法や表現を直してもらいます。
良かった点・受講した結果
総括、私はこのDELE対策コーチングコースを受講して本当に良かったと思いました!
この講座の他にも別のプラットフォームでレッスンを受けたり、たくさん独学もしましたが、結果的にB2の試験に合格することができました。
![](https://mijitablog.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_2928.jpg)
特に面接パートが高得点を取れたのは、確実にこのコーチングコースのおかげだと思っています。
確かに料金は約6万円と通常のレッスンよりは高いけど、その価値はあったと個人的に思います。
その理由として具体的に
①先生が全員、監督資格保持者のため、実際の試験がどのような感じなのか教えてくれる
②実際の面接試験のように先生が監督役をしてくれるため、試験慣れができる
③作文や会話に関しては、試験でどのような文法や表現を使うとポイントアップにつながるか教えてくれる
④作文や面接で使える表現が書かれているスパニッシモオリジナルの教材がもらえる
⑤日程を予め決めるため、だらけずに勉強のリズムを作ることができる
⑥レッスンまでに課題をこなさないといけないので、強制的にDELE対策の勉強ができる
私は以上の点がメリットでした。
授業内容はもちろんですが、何よりも自分で試験対策をするには、強い意志を持って勉強を続けられるかどうかが大切になります。
⑤⑥について、
コーチングコースなので、予め日程を決めて、レッスンまでに課題をやらないといけないという状況を作ることで、絶対に毎日勉強をする環境が作れたことが大きかったです。
私は朝の7時〜8時にレッスンを設定し、早起きすることで、1日を無駄にせずに、レッスン後も復習や宿題をおこなうというリズムを作ることができました。
①〜④について、
私はレッスンでアウトプットを中心に対策してもらいました。
最初は恥ずかしいほどにぼろぼろでしたが、何度も繰り返し練習するうちに慣れていきました。
また、面接や作文で使える表現がいくつか書いてある資料をいただけたので、それを覚えて使えるようにし、試験当日も持参しました。
私の担当をしてくれた先生はとても気さくで優しい方で、たくさん褒めてくれたため、気持ちよく楽しくレッスンをすることができました。
注意点
とても良いサービスなのでおすすめですが、いくつか注意点があります。
・高すぎるレベル設定をしないこと
高いコーチングコースだからといって、どんなレベルでも対策できるわけではありません。
最初の入学試験であまりにも受験するレベルと自分の現状のレベルがかけ離れていると、コーチングを受けられないこともあるし、何より辛い思いをするだけになるので、レベル選びは慎重に行ってください。
・先生によって進め方が違う
私は基本的に1人の先生に担当してもらいましたが、数日だけ別の先生も担当してくれました。
先生によって、性格が合う・合わないはありますし、事前に添削してくれる人もいればそうじゃない方もいます。
(事前添削に関してはレッスン外のお仕事になるので、もちろん強制はできません)
なので、自分に合う先生に当たるのは運次第ではありますが、もやもやしたまま31回のレッスンが終わるのは良くないので、先生が合わない場合は運営の方に意思を伝えるのも良いと思います。
・事前に予習をすること
レッスン前に予習をしていかないと、力のつき方が全く異なります。
コーチングだからといってレッスン任せにせずに、自分で復習や事前課題をやっていかないと、正直あまり伸びません。
なので、しっかり自分でも勉強するという意気込みが必要です。
・インプットの勉強は自分でもたくさん行う
個人的には作文と面接の対策がとても良かったです。
一方で、読解と聴解パートに関しては、レッスン中に全文を音読する=黙読して解くよりも時間がかかるので、独学でもよかったかな?とも思いました。
ただ、El cronometroは解答のみで解説が印刷されていないため、解答の根拠を先生に教えてもらえたのはとても勉強になりました。
レッスン以外でもたくさん問題を解いて数をこなせる方は良いと思います。
まとめ
メリットや注意点を書いてきました。
試験だけで2万円くらいかかり、対策コースも6万円すると総額8万円ほどするかなり高い買い物なので、慎重に決めてほしいですが、本気でDELEに受かりたい方は、私はスパニッシモのDELE対策コーチングコースをおすすめします。
注意点にも書きましたが、お金を払ったからといって合格できるわけではもちろんありません。
あくまで先生は合格までの手助けをしてくれる存在なので、自分自身の努力は必須です。
対策コースを受ける方も受けない方も、みなさん一緒に頑張りましょう
今後もDELE対策の為になる記事を更新できればと思うのでよかったらまた来てください!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] →私が実際にDELE対策コースを受講した体験記事はこちら。 […]
[…] ・NUEVO DELE B2安かったので購入してみましたが、個人的には少し使いづらかったかな、と思いました。Oralesの問題が結構シンプルなので、初めてB2の対策に使うにはよかったかもしれないです。・Cronometro B2スパニッシモのDELE対策講座で使い、その後もフル活用していました。Auditivaの各Tareaの声優さんのモノマネできる自信があります(笑)・Preparacion para DELE B2上記2冊を結構やりこんでしまったので、もう1冊欲しいと思って購入しましたが2/5しか使えませんでした。問題はCronometroや本番に比べると少し易しめな印象でしたが、値段とのバランスを考えるとそのレベルで一番最初に買うテキストとしてはいいかも!と思いました。・Uso interactivo del vocablario難しすぎてまだ格闘中です。引き続きC1に活きることを願っています!・ヨルスペオンラインB1に受かるのに1年以上かかって、B2対策してる間も自分の文法や熟語の知識のなさが大きな課題だったので、Twitterの皆様の評判を聞いて始めました。B2受けると決めたのが7月ごろで、確か8月終わりから10月まで(試験は11月)2ヶ月間ほぼこれだけやっていました。初級〜中級まで講義を観て、復習してから各講義に出てきた文法や語彙を使って質問用LINEで例文を添削してもらう流れです。結果問題集ではコンスタントに7〜8割を維持できるようになって、会話や作文でもかなり正確度が増しました。・ウノドストレスオンラインメキシコ・ペルー・グアテマラの先生とは沢山話すけど、スペインの人とは話したことないな・・・と思い、始めました。スペインのスペイン語はドラマでしか知らなかったので、最初の何レッスンかは「速くて全然わからない。。。」と呆気に取られていました。・NetflixELITE/ La casa de papel/ SUITSのスペイン語版等、シャドウィングしたり字幕を消して音声だけで繰り返し観たり、楽しみながら学習していました。新しく学ぶというよりは「習ったことが出てきた!」「本当に言ってる!」と記憶の焼き直しに役立ったイメージです。あとスペインの文化を本当に全く知らなかったので、その点も勉強になりました。 […]