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【リーディング】スペイン語試験DELE A2読解パート対策【勉強方法】

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みなさんこんにちは、Mijitaです。
先日はDELE C1の読解パート作文パートの対策の記事を書きましたが、今日はDELE A2の読解パートの対策記事を書きたいと思います。

目次

どのくらいのレベルが求められる?

DELE A2を受験する方の中には、初めてDELEに挑戦するという方も多いかもしれません。

DELEは世界100ヵ国以上で実施されており、スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。

DELEには6つレベルがあり、A1(入門)、A2(初級)、B1(中級)、B2(中上級)、C1(上級)、C2(最上級)の順に難易度が上がり、A2は初級レベルに該当します。A2に合格すると、日常的によく使われる買い物や仕事に関する会話ができるようになります。

セルバンテスが公表しているA2のレベルは以下の通りです。

日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。

https://tokio.cervantes.es/jp/dele_diplomas/information_diplomas_spanish.htm

A2試験の構成

A2の試験は、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つのパートに分かれています。
Grupo1であるリーディングとライティングの合計が60%以上、Grupo2であるリスニングとスピーキングの合計が60%以上を取る必要があります。
そのため、Grupo 1とGrupo 2両方とも60%以上を獲得しないと合格にはなりません。
リーディングとリスニングはマークシート形式で、ライティングはボールペンでの筆記、スピーキングは試験官との口頭試験です。

※注意していただきたいのが、2020年の試験から、A1とA2の試験形式が大幅に変更されているので、これから対策する方は、2019年以降に出版された問題集を購入するようにしてください。

セルバンテスのホームページに2019年の9月に上記の変更点について発表されています。

↑このリンクは解答がセットです。(通常はこのテキストは別売りの解答を買う必要があります)

DELEの問題集を紹介している記事も過去に書いているので、よかったら参考にしてください。

読解パートの構成、解き方

A2の読解パートは4つのTareaで構成されています。制限時間は60分で、マークシート形式です。
私が個人的に解きやすく効率が良いと思う解き方をご紹介しますが、人によると思うので、参考までに読んでいただき、ご自身のやりやすい解き方を見つけてみてください。

Tarea 1

320単語ほどのメールを読んで、その内容についての6つの設問に答える問題です。それぞれ3つの選択肢の中から選びます。

ポイント

  • Asunto(件名)に解答のヒントが書かれていることがあるのでしっかり読む
  • 本文を2段落くらいずつ読む→設問を読み解く→また本文を2段落ずつくらい読む…という流れで解く
    →基本的には設問は本文の順番通りに出題されているが、特に一つ目の設問は、本文全体を読まないと解けない場合もあるので、もし本文を2段落読んでも設問が解けない場合は、そのまま読み進める。
Tarea 2

80単語くらいの広告を読んでその内容に該当する選択肢を選びます。Tarea 2は最も問題数が多く、8題の設問があります。

ポイント

  • まず広告をサラッと読み、全体の内容を大まかに把握した後に設問を読み、その設問に該当する箇所をじっくり読む。
    →先に設問を読んでも良いですが、各選択肢が長いと10単語ずつくらいなので、全ての選択肢の内容を覚えながら広告を読むと、本文の内容が頭に入ってきにくい。
  • Tarea 2が最も問題数も全体の字数も多く、解くのに時間がかかる。
    そのため、できる限り時間をかけすぎないよう速読の練習をする。
  • 難しい単語が多く出てくるが、設問に関係ない場合があるので、意味のわからない単語があっても立ち止まらずに読み進める
Tarea 3

150単語ほどの文章を3つ読み、それぞれの文章が6つの選択肢のどれに該当するかを選ぶ問題です。

ポイント

  • まず一つ目の文章を読む→選択肢を6つ読み回答。次の文章を読む…の順で解くと解きやすい。
  • それぞれの文章の内容が似通っていて、迷いやすい選択肢があるので該当する部分を注意して読む
  • Tarea 3の文章は、文字数は多いが比較的読みやすいので、時間をかけずに読み、他のTareaに時間をかけたい。
Tarea 4

400単語ほどの文章を読み、その内容についての6つの設問に答える問題です。

ポイント

  • Tarea 1と同様に、 2段落くらいずつ本文を読み、選択肢を見ていく流れが解きやすい。
  • Tarea 2と同様に、難易度の高い単語が多く出てくるため、意味が分からない単語があっても止まらずに、読み進める。
  • 一つ目の設問は、「何について書かれている文章か?」という問題の傾向がある。
    →本文で明確に答えが述べられているわけではないが、本文全体で何を伝えたいのか把握して答える。タイトルにヒントが隠されていることが多い。

A2読解パート点数を上げるための対策

上でTareaのポイントをご紹介しましたが、ここでは、読解パート全体でどのような対策をすべきをかご紹介します。

  • A2に必要な語彙力を増やす
    →この記事の冒頭でご紹介したPreparación al DELEには、①人と生活、②買い物と外食、③健康と栄養、④勉強と文化、⑤仕事、⑥趣味と旅行の6つのカテゴリに分かれており、それぞれのカテゴリで重要な単語をまとめた単語集が入っているので、それを覚えるのが効率が良いと思います。
  • 時間配分に注意する
    →Tarea 2とTarea 4は難易度の高い単語が多く文字数も多いため、時間がかかります。そのため、Tarea1と3であまり時間をかけすぎないよう、練習の段階でそれぞれのTareaにどのくらい時間がかかっているか把握すると良いです。
  • 解く順番を決める
    →Tarea 1→Tarea 2…というように順番に解く必要はありません。ご自身が得意なパートから順番に解くと良いです。人によって解きやすい問題は異なるかもしれませんが、おすすめは、Tarea 1→Tarea 3→Tarea 2→Tarea 4です。
  • A2の試験に必要な文法のみ対策する
    →時制としては、直接法の現在進行形、現在完了、点過去、線過去、未来までが範囲です。A2の試験では過去未来や接続法は不要です。
  • 速読の練習をする
    →試験では文章の全てを理解できなくても、答えを選ぶことができます。そのため、意味のわからない単語が出てきても、文脈で判断してスルーする力も必要です。
    試験の対策の段階で、まずは辞書を使わずに速読する練習をすると良いと思います。

最後に

いかがでしたか?今回の記事では、A2の読解パートの対策方法について書きました。DELEの受験を検討している方の参考になると嬉しいです!

今回紹介した方法はあくまで参考程度にし、ご自身の解きやすい方法を見つけてみてください^^

それでは最後まで読んでくださりありがとうございました!

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この記事を書いた人

日本語・英語・スペイン語のトリリンガル。
DELE C1、TOEIC850取得済み。
当ブログでは、ブログでは日本にいながらでもできるスペイン語力がUPする勉強方法やDELE対策の記事を書いています。 
日本人向けにスペイン語オンラインレッスンを行っています。(※現在一時休止中)
1歳の娘におうち英語実践中。仕事や旅行で30カ国&43都道府県✈︎語学留学は短期含め7カ国9都市

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