【独学OK】スペイン語試験DELE C1作文パート対策&傾向【ライティング】

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

みなさんこんにちは、Mijitaです。
前回の記事ではDELE C1リーディングパートの対策の記事を書きました。
この記事ではライティング(作文)パートの対策方法を紹介したいと思います。

2022年4月に日本で受験したDELE C1の結果は以下の通りでした。

2022年4月に受けたDELE C1の結果

リーディングパートが悪かったので、作文パートで70%を取りGrupo 1もギリギリ合格した感じです。
前回のリーディング対策の記事と同様に、ライティングパートの構成と対策方法を書いていきます。

目次

作文パートの構成

DELE C1はGRUPO1とGRUPO2で構成されており、Grupo1はリーディングと作文(リスニング含む)でGrupo2はリスニングとスピーキング(読解含む)に分かれています。
2つのGrupoでそれぞれ60%以上取ることが合格条件になります。

作文パートは2つのTareaから構成されていて、制限時間は80分です。
Tarea 1は先にリスニングを聞き、それについて作文を書く問題で、Tarea 2は設問の指定通りに作文を書く問題ですが、2つオプションがあるので、好きな方を選びます。

私は試験の2ヶ月前くらいから、以下の2冊の問題集を使用して対策しました。

created by Rinker
Cornelsen Verlag GmbH
¥8,174 (2026/01/21 21:22:39時点 Amazon調べ-詳細)

それぞれの問題集で多少傾向が異なるので、2冊対策したことでとても勉強になりました。
個人的におすすめなのは上のPreparación al DELEです。
詳しくは、スペイン語試験DELE対策問題集の記事をご参考ください!

では、それぞれのTareaの傾向と対策を紹介します。

Tarea 1

まず、講演者が話す内容を8分間ほど聞きます。(オーディオが2回流れます)その後、220〜250単語で、その講演の論点と、それに対する自分の考えをまとめます。(Redactar una argumentación con los puntos principales y expresarforma justificada su punto de vista)
オーディオが流れている最中は、試験で配られるメモ用紙にメモを取ることが可能です。

Tarea 1のポイント

①オーディオを聞き取ることが一番のポイント
B2の作文のTarea 1では、ある程度テーマの内容が設問に記載されていて、オーディオでさらにその詳細を聞き意見を書く作文だったのに対し、C1のTarea 2は設問には「○○についての講演を聞いてもらいます」と一言でしかテーマが書かれていないため、オーディオが聞き取れないと作文を何も書くことができず、致命的になります。

②オーディオの内容を要約する必要はない
オーディオ全てが聞き取れないといけない、というわけではありません。というのも、設問には、オーディオの要約を書くようには書かれておらず、要点を書くように記載されているからです。
ただし、大事なポイントは聞き逃すと減点になります。

対策方法

①リスニングを聞き取り、要点をまとめる練習をする
正直これがC1の作文のTarea1とTarea 2の中で一番難しかったです。
8分間のリスニングはかなり長いので、メモを上手く取る必要があります。私が行っていた対策は以下の通りです。

  1. 1回目のオーディオを聞いている時に、メモ用紙の左半分に、出てきた重要なキーワードを羅列していく。また、話の趣旨を理解する。
  2. 2回目のオーディオを聞いている時に、作文の構成を考えながら、メモ用紙の右半分に要点をまとめていく。

つまり、 1回目のオーディオでは、どんな話かを聞き取るのに神経を集中させ、作文で使えそうなキーワードをメモし、2回目のオーディオでは作文の下書きをするイメージで、要点を大きく3つほどあげ(オーディオの内容によります)、その下にオーディオで聞いた具体例を書いていきます。
また、1回目で聞き取れなかった部分を聞き取る時間にもなります。

オーディオが2回流れ終わったらそのメモを頼りに作文をしていくので、メモの取り方がかなり重要です。

②Conectoresを上手く使う
Conectores(接続詞)を上手く使い、論理的に講演の要点をまとめていきます。
具体的には

En esta conferencia, se informa sobre…(書き始め)
Tras esta introducción, …(要点 1つめ)
En cambio, …(要点2つめ)
En definitiva, …(まとめ)

のように、まず講演の内容をイントロで大まかに書き、その後に、要点を2〜3つに分けて書きます。最後にまとめます。このように接続詞を使うと論理的な文章を作ることができます。
En primer lugar, en segundo lugar…などで順序づけていくのも良いと思います。

作文の後半は、Desde mi punto de vista…などのフレーズを使い、自分の意見を書き始めるのも良いでしょう。

Tarea 2

Tarea 2にはopción 1とopción 2があり、どちらか一つを選び作文します。
どちらも字数指定は220〜250単語です。設問を読み、どちらのOpciónか決めている間にも時間は過ぎていくので、自分が書きやすい方をできる限り早く選ぶのが重要です。

Opción1のポイント

新聞やWebの広告にある仕事や学位のなどの募集に対し、応募の手紙を作文する問題です。
プログラム内容や募集条件が記されており、設問の指定通り(どのプログラムに応募したいか、なぜ自分はそれに適していると思うのかなど)作文をしていきます。

注意するポイントは以下の通りです。

  1. 応募の手紙に書くよう設問で指定されているポイントは必ず全て書く。
    →抜け漏れがあると減点になります。
  2. 応募する動機やなぜ自分が適しているのかを具体的に書く。
    →抽象的に書くのではなく、実際に手紙を送るように、「自分を採用したらこういうメリットがある」などを読み手を納得させる内容を書きます。
    設問に応募できるプログラム一覧が書いてある場合は、どれか一つを選び、「○○のプラグラムを希望する旨とその理由」を具体的に書きます。そのため、自分が実際に詳しい分野を選ぶのが良いと思います。
  3. C1に匹敵するアカデミック/専門的な用語を使う。
    →B2との違いはこの点だと思います。ポイント2に関連しますが、学位や仕事に応募するということはその分野に詳しいということ。Preparación al DELEの単語一覧のページに出てくるような専門用語やフレーズを使う。
Tarea 1 Opción1の一例

上の文章は私がC1の作文を対策し始めたころに書いたものでもちろん完璧ではないので、あくまで参考程度にして欲しいですが、例えばこの文章だとPedagogía(教育学)やdocente(教育の)などの単語のように、Educaciónと同じような意味でも上級の単語を使う必要があります。

Opción 2のポイント

あるテーマに沿った報告書や記事を作文する問題です。ある問題を解決するための文や、抗議する手紙を書く問題が多いです。

注意する点は以下の通りです。

  1. 作文に含めるよう、設問で指定されている点は必ず具体的に明瞭に全て書く。
    →Opción 1と同様ですが、例えば設問に作文の条件が5つあるならば、5つ全てはっきりと具体的に書きます。私が作文対策をしている際、講師にもまずは全てそれらの設問に対し答えられているかがチェックされていました。
    1つでも書き漏れていたり、設問の意図を間違えて書いてしまうと減点になります。
  2. 手紙、報告書などのフォーマットを逸脱しないよう書く。
    →手紙の書き方はB2の作文と同じなので問題ないかもしれませんが、Informe(報告書)はおそらくC1で初めて出てくると思います。
    ネットで「como redactar un informe」などと調べるとたくさんフォーマットが出てくると思うのでそちらを調べていただけるのが一番良いとは思いますが、また参考までに私が書いていた報告書の書き始めは下の画像の通りです。
Tarea 2 Opción 2の報告書の一例

③のobjetivo(この報告書を書く目的)は、報告書なので感情的なことは書かず、シンプルに簡潔に書くのがポイントです。

手紙の書き方はこのテキストがとても参考になりました。


DELE対応の文章もたくさん載っていて、学位や職の応募の手紙や抗議の文章はこのテキストの例文にあった定型文を覚えて練習したことで、実際のDELEの試験のOpción2で抗議の作文の問題が出てきて、自信のある文章を書くことができました

実際の試験を受けて感じたこと

私が2022年4月にDELE C1の試験を受けた時、正直びっくりしたことがあります。

作文パートのTarea 1の対策で、この記事の最初に紹介した問題集などを使いオーディオを聞いて練習していたのですが、実際の試験では、問題集のCDのように聴きやすいものではなくTEDのように、実際にネイティブが講演をしているオーディオだったのです。

最後には拍手も聞こえたし、おそらくあのオーディオはTEDから抜粋されたのではないかな、と思います。
なので、個人的には問題集のCDのオーディオで練習することも大事ですが、TED en españolなど、ネイティブの講演などを日々聞いて、リスニング力を鍛えることが大事だと思います。

また私はTarea 1のオーディオの前半部分は自信がありましたが、後半部分はあまり良く聞き取れず、作文に苦労をし、なんとTarea 1だけで作文に1時間もかかってしまいました。そのためTarea 2は30分弱で急いで作文したので、時間配分は本当に大事だと実感しました。
それが原因で、Tarea 2は150単語ちょっとくらいしか作文できなかった気がします(苦笑)(文字数は数えてないから正確ではないですが)

ただし、体感だと50〜55%くらいしか点数が取れていないと思っていましたが実際は70%取れていたので、構成がしっかり書けていれば、字数が大幅に少なかったり多かったりしても、致命的な減点にはならないのだと思いました。

作文パート全体の対策

各Tareaのポイントは具体的に書きましたが、最後に全てのTarea共通の対策を紹介したいと思います。
これは私が実際に試験を受けた直後に反省点として自分でメモしていたことです。

  • TED en españolを聴き、Tarea 1のリスニングの対策をする
    →上に書いた通り、試験のオーディオがTEDの講演のようなものだったので、CDの綺麗な発音以外にも慣れておく必要があります。
  • 上級単語を使えるようにする
    Preparación al DELEの各カテゴリの単語一覧に記載のあるような単語を作文でも使えるようにすることでよりレベルの高い文章を書くことができます。
  • 難易度の高い文法を使う
    →B2対策でも同様だったと思いますが、文法はほぼ網羅されているのが前提です。シンプルな文法や熟語だけ使っても加点はされないので、練習の段階で難易度の高いフレーズに挑戦して、ネイティブに添削してもらうのが良いです。

最後に

いかがでしたか?今回は独学でできる作文パートの対策方法をご紹介しました。
作文は特に正解がないからこそ難しいですよね。
ネットで実際にネイティブがどのようなフォーマルな手紙や報告書を書いているか検索して参考にするのも良いと思います。

私も今後もレベルアップできるよう頑張ります!
みなさん、一緒にスペイン語学習を楽しみましょう^^

それでは最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本語・英語・スペイン語のトリリンガル。
DELE C1、TOEIC850取得済み。
当ブログでは、ブログでは日本にいながらでもできるスペイン語力がUPする勉強方法やDELE対策の記事を書いています。 
日本人向けにスペイン語オンラインレッスンを行っています。(※現在一時休止中)
1歳の娘におうち英語実践中。仕事や旅行で30カ国&43都道府県✈︎語学留学は短期含め7カ国9都市

コメント

コメントする

目次