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【レビュー】『極める!スペイン語の語彙・表現ドリル』の口コミ 

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みなさんこんにちは、Mijitaです!

最近X(Twitter)でも話題になっていますが、菅原昭江先生著の大人気のスペイン語ドリル、『極める!』シリーズに、新刊『極める!スペイン語の語彙・表現ドリル』(白水社)が登場しました!

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白水社
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『極める!』シリーズは他に3種類のドリルがあるのですが、自分自身の勉強はもちろん、生徒さんのレッスンでも活躍している、個人的にかなりおすすめの問題集です。

特に『極める!スペイン語の基本文法ドリル』と『極める!スペイン語の接続法ドリル』は絶対に手放せないお気に入り本です・・・!

そんな極めるシリーズの新刊、『スペイン語の語彙・表現ドリル』はどのようなものなのか、早速購入してみたので、ご紹介します!

他の極めるシリーズについてはこちら👇の記事で紹介しているので、ご興味のある方は読んでみてください😊

目次

どんな内容の本なの?レベルは?著者は?

極める!スペイン語の語彙・表現ドリル』は、一言でいうと、スペイン語学習のために語彙や表現の数を増やすことのできるドリルです。

スペイン語を独学で勉強している方の中には、

どうやって語彙力を上げれば良いんだ・・・

と悩んでいる方も多いと思います。

スペイン語の読書をしたり、Netflixなどで映画をスペイン語で見たり音楽を聴いたり・・・など様々な方法がありますが、本書でも書いてある通り、語彙力を上げることを目的とした練習問題に取り組むことは効率的です。

本書では、35のカテゴリーに分かれ、よく使われる単語や熟語などの表現が各カテゴリーにつき1~2ページの単語リストと、それに付随する問題が2~3ページにわたり掲載されています。

また、対象のレベルですが、カテゴリによって異なってもきますが、レベルが高い語彙も多く含まれるため、B1~C1を目指す方におすすめです。

ただ、特に生活用品や買い物のカテゴリなどに関しては、A2のDELE問題集に掲載されている単語も多いため、A2を目指す方で今後スペイン語の学習を続ける予定の方にもおすすめです!

また、著者の菅原昭江先生は、スペインサラマンカ大学修士課程を修了され、スペイン語教授法を専門とされている、慶應義塾大学、上智大学非常勤講師、明治大学兼任講師、と有名大学にご勤務されていらっしゃる方です。
NHKラジオまいにちスペイン語入門編などの講師もされており、かなり信頼感がありますね。

では具体的にどのような点で本書がおすすめなのかをご紹介していきます!

35カテゴリに分類されていてDELE対策に便利

なんといってもこのカテゴリの多さは素晴らしいです。

他にも単語帳を以前ご紹介したことはありますが、単語がアルファベット順に掲載されているものが多いのですが、本書は地理、職業、買い物、生活用品、食べ物、人の気分・体調・病気、天候・自然現象・災害、教育、歴史、政治・・・など35の様々なカテゴリに分かれています。

DELEの問題集もカテゴリに分かれているものも多かったり、レベル別で単語を勉強すべきカテゴリも増えるため、こんなに細かくカテゴリ分けされているのは、DELE対策にとても役立ちます

また、各カテゴリの単語のリストの並び順も、アルファベット順ではなく、さらに同じカテゴリの中で仲間分けされリストにされているのが、見やすいポイントです。

本社にも記載があるように、ジャンルごとにまとまった問題を解くと頭の整理がしやすくなり、語彙や表現のアウトプットがスムーズに行うことができます。

ちなみに、アルファベットの並びで単語を調べたい方のために、巻末にアルファベット順の語彙と表現のリストも掲載されています。

約4000語のリスト

問題集のページを除いた単語のリストだけで、1ページあたり大体65~75単語ほど掲載されており、数えてみるとそれが67ページ分あったので、ざっと4500単語掲載されていることになります。(本書表紙には4000の語句と記載あり)

単語帳でもこんな多数の単語数が掲載されているものは少ないと思います。

DELEの問題集にも単語のリストが6ページ分掲載されていますが、その10倍ほどリストになっているので、圧倒的に語彙力を上げることができます。

以前他のおすすめ単語帳も別の記事でご紹介しましたが、本書はメインが問題集なのに、単語帳代わりにもなるし、一石二鳥です。

練習問題の質が高い

上記のように4000語以上も単語リストが掲載されているものの、練習問題がメインの本書。
かなり練習問題の質が高いです。

単語・熟語の問題集だからと言って、ただスペイン語と日本語が並べれた練習問題ではなく、様々な種類の練習問題が掲載されています。

個人的に良いなと思ったのは、例えば「色」のカテゴリで、1ページ(64単語)の単語リストには、色の単語が並んでいるのですが、練習問題ではそれを応用したものが取り上げられている点です。

具体的には、それぞれの色があらわす人の感情を答えさせる問題(ponerse rojo/赤面する、ponerse morado/腹いっぱい食べる)があったり、青二才(niñato)、白昼堂々と(a plena luz del día)など、日本語特有の色の表現をスペイン語で答える問題があるなど、ただ単なる「色」をスペイン語で学べるだけでなく、B2、C1レベルの応用問題も多数取り上げられているところが大変おすすめです

また、スペイン語は、単語だとこういう意味なのに熟語になると意味が異なる!ということも多いですよね。
本書では、練習問題に熟語も多数取り上げられているのでかなり熟語力を鍛えることもできます。

最後に

単語や熟語を勉強できる単語集や問題集は、初級者レベルのものが多い中、中上級者も十分に活用できるドリルは貴重で、個人的にかなりおすすめです!

極める!シリーズは他の3冊も大人気なので、信頼性もありますね。

DELE対策で語彙を勉強したい方はもちろん、現在独学中で語彙力をどのように増やせば良いか迷っている方や、スペイン語圏で暮らしているけど、いつも決まった簡単な表現しかできず悩んでいる方などにもおすすめです。

この記事が、一人でも多くのスペイン語学習者の参考になると嬉しいです。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!

Hasta luego♡


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この記事を書いた人

日本語・英語・スペイン語のトリリンガル。
DELE C1、TOEIC850取得済み。
当ブログでは、ブログでは日本にいながらでもできるスペイン語力がUPする勉強方法やDELE対策の記事を書いています。 
日本人向けにスペイン語オンラインレッスンを行っています。(※現在一時休止中)
1歳の娘におうち英語実践中。仕事や旅行で30カ国&43都道府県✈︎語学留学は短期含め7カ国9都市

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